小児看護の対象と特徴

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小児看護の対象とは

小児看護の対象になるのは、全ての小児とその家族です。

小児看護では、健康・不健康を問わず、あらゆる健康レベルにあるすべての小児が対象になります。
以前は、出生後から15歳くらいまでの乳児・幼児・児童を対象としていましたが、
最近は、胎児期から成人期への移行期である青年期くらい、
つまり、出生前から20歳くらいまでを含めるようになっています。

小児看護の特徴

① 発達レベルに応じた成長発達を促すことが大切

胎児期から青年期の子どもは、成長発達の途上にあります。
発達レベルに応じた生活環境を整え、発達レベルに応じた対応をすることによって成長発達を促すことが大切です。

② 愛情ある世話が必要

胎児期から青年期の子どもは、身体的だけでなく精神的にも発達途上にあるので、
年齢にあわせた愛情ある世話が必要です。

特に健康に問題を抱えている子どもの場合は、両親や特定の人だけでなく、
看護師による生活の世話や回復を促す看護が必要になります。
このときの看護師は、特定の者が愛情を持って関わることができるようにすることが良いとされています。

③ 鋭い観察力や迅速な対応力が必要

胎児期から青年期の子どもは、心身ともに機能が未熟です。
そして、予備力や対応力が乏しいので、感染を受けやすい状態にあり、
急変や悪化をきたしやすいです。
一方で、高い回復力もあるのですが、より専門的で高度な知識を動員し、
観察力を高め、迅速な対応力で看護することが必要です。

④ 安全を守る環境整備が必要

小児期の子どもは、様々なことに対しての経験が少なく、危険を予測することができません。
つまり、自分自身で、自身の安全を守ることが難しいという特徴があります。
親や看護師など周りにいる大人が、個々に起こりうる危険を予測し、
環境整備などを行う事が大切です。

⑤ 将来を見越した関わりをもつことが大切

小児期の経験は、成人期にも大きく影響します。
子どもの将来を見越した関わりを持つことが大切です。

⑥ 家族や地域の影響を配慮することが大切

小児の健康問題には、家族や地域の影響が大きく関わってきます。
状況によっては、看護師が家族や地域への働きかけを行い、
効果的な看護介入を行う事が必要です。

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